2012年10月04日

ちゃんと食べる

ちょうど一年前の今日、私は梅干しを食べた。味覚障害になってから遅くも「味覚」に関心を持った今の私なら、「梅干」って連想すると酸っぱさを期待するような口の中になる。でも一年前はそうじゃなかったな。

暑さやストレスですごい食欲不振になってしまっていたので、一日に一回も食事をしないなんてことがザラにあった。ただ、「食べないと動けないんだから何かたべなくちゃ。」とやっと食べていたのが梅干だったんです。

クエン酸が豊富だから疲れた身体を癒してくれるに違いないと、一日に一個は、まるでおまじないのように梅干をかじっていました。未だに「酸っぱい」の感覚は戻ってきてくれていないのだけど、甘く感じようが一応「味わおう」としています。現在は。

一年前はそんな余裕が無く、義務として自分に課した梅干を食べながら常に違うことを考えていました。もうあの頃から少し味覚障害だったのかもしれませんが。先日テレビで見た牛丼のCMが教えてくれてるように、「食べる」ことは何かをしながらではなく「食べる」べきなんだなと今更ながら思います。

そのほうがずっと栄養になってくれそうだし。忙しい毎日の中で意識しなければなかなか難しいことですよね。思えばすでに学生時代、試験勉強しながらご飯食べてませんでした?よく喉を通っていたもんだ。私だけではないはずですよう。

希望の光



Posted by ootan at 15:13

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